『肌ナチュール リッチモイストクレンジング』は一般的なクレンジングと異なり、アルミ缶に入った炭酸ガスタイプのクレンジングとなっています。プッシュするだけで泡が出てくるタイプなので、一般的な液体状のクレンジングしか使ったことがないと最初は戸惑うところがあるかもしれません。でも、別に使い方がすごく難しいというわけではないのです。いくつかのポイントをおさえておくと上手に使うことができます。ここでは、上手な使い方の基礎編をご紹介します。見終わりましたら「上手な使い方《応用編》」もチェックしてみてください。
リッチモイストクレンジングを使うときの使い方のポイントとして、まず覚えておきたいのが、くるくるとマッサージをするようになじませていくことです。プッシュして出てきた泡をお肌にのせ、その状態でマッサージをしていくと次第に液状になるので、そこからさらにしっかりとマッサージをしていきます。外側に向かって小さくを円を描くようにマッサージをしていくと汚れが落ちやすくなります。
絶対にしてはいけないのがゴシゴシと洗うことです。ゴシゴシ洗うほうが汚れが落ちやすいイメージがあるかもしれません。でも、顔の皮膚はとても薄いので、ゴシゴシして摩擦をかけてしまうとすぐに血行が悪くなってしまいます。血行が悪くなるとくすみができたり、お肌の新陳代謝が低下してしまうので、絶対にこすらないようにだけ注意してください。
実はクレンジングは洗い流すという行為がすごく大事になってくるのです。NGなのは、シャワーでそのまま洗い流すということですね。シャワーで洗い流したほうがラクなところがあるかもしれません。でもダメ。熱いシャワーは特にNG。熱いシャワーで洗い流してしまうと必要な皮脂まで洗い落とされてしまい、お肌の乾燥が加速してしまうことになります。また、熱いお湯のせいでお肌の表面がやけどを負ったような状態になり、刺激を受けやすくなります。シャワーで洗い流すのではなくて、ぬるま湯を手ですくって丁寧に洗い流すようにしてください。このとき冷水もダメです。冷水で洗い流すと毛穴が引き締まるので、せっかく浮き出た汚れがまた毛穴の中に閉じこもってしまいます。ぬるま湯で洗い流したあとに毛穴を引き締めるために最後に冷水で引き締めるというのはアリです。
クレンジングのイメージが強いと、夜の化粧落としとしてしか活躍してくれないと思いがちなのですが、リッチモイストクレンジングは洗顔としても使えますので、朝の洗顔時にも使ってあげるといいです。リッチモイストクレンジングで皮脂や汚れをきれいさっぱり落とすことで化粧水の浸透を良くなり、それによって化粧のりを格段に良くすることができます。化粧のりがよくなると、化粧崩れもしにくくなります。朝の洗顔はちょっと時間のかかることですが、この一手間で日中の化粧直しの面倒が省けることを考えると、やってあげたほうがいいです。また、朝は顔の血行が悪くなりやすいので、マッサージをしながら洗ってあげることを意識してあげるとくすみもとれやすくなります。基本中の基本として、汚れはその日にうちに落とさないといけないので、メイクをした日は必ず夜のうちに汚れを落としましょう。